FC2ブログ

プロフィール

*ロータス*

Author:*ロータス*
アフリカ人+日本人の熟年夫婦です

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア

お墓参り。

ふたつ前に書いた記事の亡くなった方は、やはりもう一度会いたいと
思っていた夫のイトコの女性でした。
結構前から体の不調を訴えていて、その度に病院に行っても
原因不明とされて良くならず、今回も急死に近い状況だったようです。
結局病名はなんだったんでしょうね。ガーナの医療は「原因不明」が
多すぎて対処療法しか出来ないので、こういう風にいきなりという
パターンになりがちな気がします。
まあ単純な医療ミスとかもありますけどね。

先日、夫から私に送られてきたパンフレットというかチケットというか
そんな感じのものは、彼女が亡くなって一週間たった時に集まった会用に
作られたものだそうです。
お葬式は12月に予定されているそうで。
ガーナにいたら是非参列したいけど、わざわざ日本から行くのは
ちょっと厳しいかなあ・・・・。香典だけ夫に持っていってもらおう。

ということで、私としては次回の渡ガーナの際には是非彼女のお墓に
お参りに行きたいのですが、基本的に夫はこの「お墓参り」という
行動を理解していません。
ガーナに行く度に義母のお墓に行きたいという私に「なんで?」
と聞いてきます。
それでも連れて行ってくれるのは、夫自身が日本に長く住んでいて
日本人にとってお墓参りという行為が普通だから、ということを
知っているからです。

ちょうど私が今年ガーナに行く少し前、夫から去年亡くなった義父の
お墓の写真が送られてきました。
亡くなって一年ということで、立派なお墓が建てられていて
兄弟がみんな集まっていました。

夫はクリスチャンですが、彼の育ってきた慣習では、死後一周忌に
集まって死者を悼むという行為がとても重要のようで
それ以後はお墓があっても墓参りをしないそうです。
ちなみにお墓を建てるタイミングは人それぞれ。懐具合によります。
埋葬してすぐに建てる人もいますが、一周忌を迎えるまでは
お墓にビニールシートをかぶせて隠すそうです。
で、一年後にみんなで集まった時にそれが取られてお披露目、
みたいな感じ。

義父のお墓の写真が送られてきた時、彼より一年早く亡くなった
義母のお墓は?と聞いたら、まだ何にもしてないと返されて
義母ガチオコやろって感じですが、私にせっつかれると予知した夫が
ようやく手をつけ始めました。
本当は私がガーナに滞在している間にお墓が出来上がって
お墓参りして帰ってくる予定だったのですが、これまたガーナなので
お金の支払いがあーだこーだで予定通りに進まず
そのまま帰国日を迎えてしまいました。

それでね、義母の場合はもう一周忌過ぎちゃってるから
立派なお墓は建っても、それを例えば夫がスマフォで撮影して
兄弟に送ったら「ああ建ったわね」で終わっちゃうんだよね。
もうそこが私としてはすごいカルチャーショックというか
受け入れがたいんだわ(笑)
誰も見に行かないんならなんで大枚はたいてあんな立派なお墓
作る必要あるんだろうってね。

逆の見方をすれば、相手とっくに死んでいるのになんでわざわざ
お墓に年に数回行くんだろうって感じなんでしょうけど。
おまけにお盆には家にお出迎えしちゃってるしね(笑)

立派な葬式をあげて立派な墓を作ってそこで終了、なのは
日本のように死後も魂みたいなのがあって生存者を見守って
くれている的な考えがないからかもしれません。
例えば夫が自動車を発明して作ったとするでしょ。
それでその自動車に亡くなった義母の名前をつけました、と。
そのことで「お義母さん、きっと喜ぶわね」と言うと
「なんで?死んでいるんだからわかるわけないじゃん?」
って答えるんですよ。
じゃあなんで付けるんだよ、って私は思うわけですよ(笑)
まあそこらへんはお互いに絶対埋まらない感覚なんでしょうね。

最後に余談。
ガーナにいる時に、夫が「墓の出来具合を見に行こう」と言うので
一緒に見に行ったんですよ。義母のやつね。
それで現地に着いたのがもう夜の7時くらいになっちゃったのですが
墓に近づこうとすると、墓地の前に住んでいる方達から
「行っちゃいけない」って止められたんですよね。

なんでかというと、墓荒らしがいるんだそうで、ただの訪問者と
見分けがつかないので夜の墓地は訪問禁止になったんだそうな。
その方達、墓守りって感じでもなかったので、ボランティアで
見守っているんでしょうね。
夫の「墓地の前に住んでてお化け見たことないの?」という質問にも
「ないよ」と答えてて(笑)、なかなか気のいい人達でした。


スポンサーサイト

コメント

Secret