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*ロータス*

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アフリカ人+日本人の熟年夫婦です

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ハーフの世界。

ある芸人さんがバラエティ番組で、実は自分は在日韓国人だ、という
話をしたそうで、それを知ったきっかけが高校生の時に
友達と運転免許を取りに行ったら、自分だけ外国人登録証明書が
必要だ、と言われたことらしい。

それをネットで読んだらしい長男に「運転免許を取る時って
外国籍ってわかるっけ?」と聞かれたのだけど、多分彼が免許を
取得した頃は外国人は住民票を取得することが出来なかったので
そこらへんをはしょっているのでは、と話した。
ま、にしてもちょっとハテナ部分がちらほらあるけどね。

「 この手の(自分の素性を隠している)人達、
 あんたにはとくに教えてきたりしないだろ? 」

と私に言う長男。

「 でも俺はよくその手の話をされるんだ 」

ハーフだから自分と同じ側の人間だと思われているんだと思う、とのこと。

へえ、そうなんだ。初めて聞いた。

「 名前なんかもまったく日本人と同じでさ、それまでは日本人だと思ってるけど
 そう教えられちゃうと、『なるほど○○人ぽいわ』って思うようになるよね 」

あえて特徴的なものを無意識に探しちゃうんだろうね(笑)

「 まあ言われたからと言って、「そうなんですか、で?」って反応しか
 出来ないんだけど 」

それは同じ側の人間としての共感がない、ということなんだろうね。

長男は日本の中ではマイノリティだ。
でも外側が外国人に見えるだけで、中身はバリバリの日本人だ。
そういう意味では彼はマジョリティに属する人間で、外見がああだからと言って
普通のそこらへんの日本人に「自分は実は○○人だ」と告げるのと変わらない。
そこらへんがお互いの間の認識の差なんだろうな。

そういえば、次男はよくブラジル人かって聞かれるらしいけど
あんたはナニ人かって言われることある?

「 特にないなー 」

まあ気軽に話しかけられる雰囲気でもないしな(笑)

この話、次男にも聞いて見たら、同じく「俺もよくカミングアウトされるわ」
って言ってた。理由も反応の仕方も長男と一緒。

彼らが生きるハーフの世界も色んなことがあるのね。



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ガーナの誇るべきところ。

ひとつ前の記事の中で書いた「ガーナの良いところ」。
そういえば、他のアフリカ諸国で見られるような宗教間の争いがない部分を
夫は非常に誇りに思っています。
というよりも、なぜ争いの元となるのか理解出来ないらしい。

イスラム教徒であることもキリスト教徒であることも
その人に付いたオプションに過ぎない。

というのがガーナ人の価値観である、と夫は考えています。

ガーナではクリスマスは祝日です。
ラマダン明けの祝祭日も同じように祝日となり
国民全員が休むと聞いています。

クリスマスだけ休みなんてクリスチャンだけ特別扱いはずるい、
というクレームが来たとか来なかったとからしいですが(笑)
このバランスのとり方、ガーナらしくて私は好きです。

息子達が小学生だった頃、学校の「クリスマス会」が
「お楽しみ会」という名称に変わりました。
理由は、クリスマスを祝わない家庭の子もいるから。

これは日本の小学校の話です。
でもガーナなら「会」をふたつみっつ増やしたかもしれないね。


しばし(?)の別れ。

ハヤテのように現れてハヤテのように去っていった夫。
(この言い回しもそろそろわからない世代がいるのだろう・・・)

それにみっちり付き合っていた私は20日間の連勤状態で
楽しくありつつも非常に疲れました(笑)

また2ヵ月後くらいに野暮用で私の方からガーナに行こうかな、と
ぼんやり考えているのですが、ぼんやりすぎて今はまだ未定です。

空港に送る車の中で、ニホンミツバチという穏やかな気性を持つ
蜂のニュースが流れていて、夫いわく「日本にいる蜂だもの、
当たり前だよ」。
日本の環境が蜂をもそうさせるらしい(笑)

「 ガーナにいる時はさー、もういつも何かしらに怒ってるよ 」

日本ではこうなのに、という夫に対し、周りが当然ながら
「じゃあなんでガーナにいるの?」と聞くと

「 ガーナ人として生まれてなかったら俺はこんなところにいねえ 」

と答えるらしい。

でも今ガーナから離れられない環境作っちゃったのは
他でもない自分なんですけど。
いるよなー、こういうめんどくせえやつ。

この前、長男と私でガーナに行った時、日本に帰ってきてから
話したんだよね。
ガーナで色んなお金持ちの人にあったし桁外れな話も聞いたけど
正直何も羨ましいと思えなかったって。

ガーナの人がたくさんお金を使ってやっと手に入るインフラ環境、
日本だとそれほどお金を稼いでなくたって当たり前に使えるし
いくら高級車を買ったってそれを走らせる道路はボッコボコだし
大きい家にはセキュリティが必要になっちゃうし。

「 たしかにそうだなあ・・・・でもガーナでお金持ちだと人を雇って
 自分のために色々働いてもらえるだろ? 」

メイドさんや運転手さんのことだよね。
それ、一般の日本人の感覚だと一番いらないものだろうなあ。

で、今回夫とあちこち色んな場所に行って、いかに日本には豊富に
良質な物が溢れていて選びたい放題か、ということをまざまざと
感じました。
だってガーナ、お金持ってても自国内に良い物が流通してないんだもの。

そりゃね、ガーナに生まれて育っていればお金がないよりは
あった方が絶対いい。だけどガーナか日本かを選べる立場なら
あえてガーナを選ぶメリットわかんないよね。

と、2年前にも思ったけど今回改めて思ったのでした。

ひとつガーナの良いところをあげるとすれば、夫はガーナで1年暮らして
一回り痩せて健康的になりました。
それは向こうの食生活のせいで、朝にフルーツ、昼にちょっと重いガーナ食、
夜はまたフルーツのような軽いもの、というスタイルが可能だから。
これは仕事と時間に追いかけられてる日本だと絶対出来ないこと。
少なくとも夫にはね。

いいとこひとつしかないのかよ、って言われると・・・
今のところそれしか浮かばない(笑)


ローカル宗教。

先日、夫と車で移動中、ある寺の近くに差し掛かり
「あれは寺か?神社か?」というのから始まって
寺と神社の違いからガーナの風土宗教の話になった。

夫と話していると、ガーナのいわゆるローカルリリジョンと
日本の神社の存在は似ている部分が多いなあ、といつも思う。
ちょっとこう特化したエリアを守っているところとか
一旦個人的に家にお迎えしちゃうとお返しするのが大変なところとか。

つい最近も夫がそのお返しの行為で結構大変だった、という話も聞いた。
その神様は夫の母方の曽祖父が家にお迎えしたらしいのだけど
もともと彼はクマシの方で事業をしていたらしい。

それが突然、ある時を境に精神的に不安定な人間になってしまい
シャーマン(?)にみてもらったら、その神様が自分のところに彼を
呼んで、彼の家に行きたいと思っているためにその症状を出している、
と言われたそうな。

そう言われた曽祖父、神様を家に招き入れるために
その当時の交通事情を考えるとありえない距離を移動して
お迎えにいった。

それでその神様は山の中にいるんだけど、何かをお願いに来た人の前に
山の上からバスケットが運ばれてきて、その中に神様からリクエストされた
物を入れると、また山の方にバスケットが戻っていくんだって。
だれか使徒みたいな人間が代わりに運んでくるんじゃなくて
籠が浮遊して移動している、みたいな感じらしい。

「その神様ってなんか特別な目的を適えるための神様なの?」と聞いたら
「その神様はオールマイティだから得意な分野とか特にない」って言ってた。
曽祖父もその偉大な力が欲しくて貰い受けたようなものらしい。

「でもね、ガーナの神様は2つくれると3つ奪っていくような感じなんだよね」

どういうことかというと、例えばお金持ちになりたい、と願ったとする。
するとお金持ちにはなれるけど、家族の間にいつも病気が絶えない、とか
負の部分も必ずあるんだって。

日本の神社の神様はそういうのないと思うな、祭事とか忘れたり
ちゃんと尊敬の意を示していないと怒って災いをもたらしたりするけど
そういうの忘れなければその家は守られて安泰になるよね。

そう夫に言ったら「そうなのかー」と笑っていた。
ガーナの神様は童話にでてくるような内容だよね、と言ったら
その手の童話たくさんあるよ、と言っていた。

さて、夫の家の神様をお返しする話に戻ると、頂いてきたのは
だいたい120年前。
夫の祖父母、母世代はそのまま神様を家においていたようだけど
夫世代は「そろそろいらんだろ」という話になった。

で、お返しする際の儀式として、牛を3頭とお酒を3箱(だったかな?)
あと何かを揃えて、お返しの手続き(?)をする人に渡して
終わったそうな。

ああ、そんなもんでいいんだ、と言ったら
「めっちゃ金かかってるだろ」と言われたけど、日本の神様だと
帰って欲しくても帰ってくれないパターンいくらでもあるから
それだけ揃えれば帰ってくれるなら安いもんだと思う。

私の知り合いにも三世代前あたりが迎えた神様をお返ししたいけど
どこのどんな神様かすらわからない状態で困っている人がいる、
という話をすると

「そんなことないだろ。誰がいつどの場所でどこの神様を迎えたか
きちんと記録が残ってるに決まってる」

と信じない夫。
まあガーナか夫の家族はそれが当たり前なのかもしれないけど
日本って親と子で宗教違ってたりするし、親の宗教に興味なかったら
マジなにも教えてもらってないパターンとかあるからね。
その知り合いのご本尊にもなんの手がかりもないらしいし。

そう言ってもピンときてなかったようだけど、ないもんはないのよ。

お願いを叶えてくれるけど見返り倍返しを要求してくるガーナの神様、
当人の命を取っていく、つまり叶えられた人が短命である、という
ケースも結構あるらしいんだけど、今のガーナの若い子達って
太く短く的な生き方を望む子も結構いるから、そういう宗教熱が
過熱しないといいんだけどねー、と言う夫。
とりあえずうちの息子達にはガーナのローカル宗教には手を出すな、
神社と似ているようで違うぞ、と言い含めておきます。



ロイヤル・ウェディング。

夫が帰ってきてからというもの、言葉そのままに朝から晩まで
夫と行動を共にする事態になっておりまして、久々にひとりで
ゆっくりした時間を過ごしております。
(夫は教会)

で、昨日深夜にテレビをつけたら、イギリスのロイヤル・ウェディングを
やっているではありませんか。
特番的なのは見てましたが結婚式はもっと先なのだとばかり
思ってました。
今日もずっと朝からCNNで見続けていて、幸せそうなヘンリーとメーガンを
見ているだけで、こちらも同じ様になんとも言えない幸せな気分にさせて
もらいましたよ。良いお式というのは見ているだけでいいものですね。

ちょっと前にメーガンのお父さんが式に出るとか出ないとかのニュースも
見たけど、やっぱり来なかったのね、メーガン側の親族はお母さんだけ
なのかしら、と一緒に見ている夫に話したら「みんな壁の裏に隠れてるんだろ」
と超ブラックジョークをかましてました。
ちなみに、メーガンが有名な女優だということはおろか
ヘンリーが結婚することすら今まで知らなかった模様。
ガーナで何見てるんですかね、彼は。

お二人ともいつまでもお幸せに。
遠い極東にいるおばさんも心からお祝い申し上げます。


ということで。

心待ちにしていたゴールデンウィークも残すところあと1日。
最初の3日間は廃人のように過ごし、1日は親孝行につかい
昨日と今日は大掃除。明日も残る部分の後始末。

大事な大事な連休を掃除に費やしているのは
GW明けに夫が帰ってくる予定で、かつ完全に夫の収納場所を
侵食してしまっている状態の証拠隠滅に過ぎないのだけれど
まあ本当になぜこんなに服が溢れているのかと
我ながら呆れる。
そしていらない服がほぼない、という途方にくれる状況。

よくよく考えてみれば、この頃「日本用」と「ガーナ用」で
服を買うことが多くなっていて、それは確実に原因のひとつと
なっていると思う。

だが、だ。そもそもなぜ服が多いことがいけないのか。
多いということは選択肢が豊富にあるということだ。
逆に喜ばしいことではないか。

問題はそれを収納する場所がないことだ。
そうだ、服は別に悪くない。収納場所がないのが悪い。

となると、私がすべきことは収納がたっぷりある場所に
引っ越すことだ。うん無理だ。

結論:とりあえず諦める。

まあ罪悪感からは開放されたから良しとするか。
こんな清々しい衣替えは初めてだ(笑)