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*ロータス*

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アフリカ人+日本人の熟年夫婦です

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映画 『アンデスの花嫁』


  

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題名「アンデスの花嫁」
監督:羽仁進
制作国:日本

<あらすじ>
結婚してすぐに夫を事故で亡くし、女手ひとつで息子を育ててきたタミ子。
父親同士が知り合いだという上田太郎からの申し出を受け
息子と一緒にペルーに嫁いできたが、彼女が住むことになった先は
インディオしか住んでいない秘境ともいえる場所。

あまりにも日本と違うその環境に一度はめげるタミ子だったが
日本人村に住む佐々木の言葉や夫やインディオ達の姿をみて
ここに根を下ろす決心をする・・・



夫を亡くしてから5年、見たこともない場所の会ったこともない人に
嫁ぐ決心をしたタミ子さんはそれなりに辛い立場にいたのでしょうが
夫になる上田さんから送られてきた現地の写真を見て
多少なりとも夢も膨らんでいるわけです。
この日本を出て海外で活躍している人と海外で暮らす、みたいな。
まあその写真が半分詐欺みたいなもんだったんですけどね(笑)

意図に反して暮らすことになった場所では、インディオ達は
体を洗わないで不潔極まりないし、言葉は通じないし
畑は水がなくて不毛の土地状態もいいとこだしで良いとこゼロなんですよ。
こんなところで自分の子供を育てないといけないのかと
やっぱり悩むわけですよね。

で、ジャングルの方には日本人が固まって暮らしている場所があると
聞いて、そこに種を貰いに向かうんですけど、そこには懐かしい
日本の暮らしがそのままあったりするんです。
言葉も文化も食生活も。畑の作物もたくさん育って順調に見えるしね。
そりゃこっちで育てたいわって気になりますよね。

でもその中の日本人の「ここは人口の80%をインディオが占める
インディオの国なんだから、彼らが豊かにならないと
いくら日本人が作物作ったって買う人がいないんだ」という言葉を
聞いて思い直すんです。
嫁いできたあの土地でがんばろう、とね。

この映画はフィクションではあるんですけど、こういう日本人女性の
とりあえず輪に入ってみよう、とか馴染んでみよう、みたいな強さって
今でももちろんありますよね。だから女性ほどこの映画に共感できる部分は
大きいんじゃないかなと思います。
だんだんと受け入れられていく様子も日本人っぽいなーと思うし。

それにしても左さんがホント~~~に可愛い!
これで当時36歳ですよ。見えないよマジで。
日本からペルーへの移動手段が船だったっていうのにも時代を感じます。
そうだよねー、昔は大変だったよね~。
当たり前に飛行機で連れて行って貰える今は恵まれているんだなあ。


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tag : アンデスの花嫁 羽仁進 左幸子 日本映画

映画 『殿、利息でござる!』

 

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題名「殿、利息でござる!」 
監督:中村義洋
制作国:日本

<あらすじ>

小さな宿場町・吉岡宿では、度重なる重税に困窮し
夜逃げする町人が後を断たなかった。
日々寂れていく町の様子に心を痛めていた十三郎は
「このままではいけない」と知恵者の篤平治に相談。
その篤平治から出たのは「藩に大金を貸し付けて
その利息を巻き上げる」という前代未聞どころか
下手をすると打ち首確実となる案。

篤平治の想像とは裏腹にその案に飛びついた十三郎は
大金をかき集めるため奔走するのだが・・・



この映画マジヤバイ。何がヤバイかっていうと
これが実話だってこと。
すごいよね日本人、ってまずそれですよ。

この映画で説明されていたんですけど、お上がこの宿場に
泊まるとするじゃないですか。今でいうとお上から税金で
宿代でますよね。でも当時は逆で、全部宿場側の負担だったんです。
だからその負担額が大きくなりすぎて宿屋も倒産、
みんな夜逃げってパターンだったんですって。
昔のお殿様ってすごいよね。

映画の雰囲気としては、俳優陣を見てもわかるとおり
「超高速!参勤交代」みたいなコミカルなノリなんですけど
でもやっぱり泣けるんですよね。ホント超お勧め。
っていうかガーナ人に見せたいこれ(笑)

ところで、この映画に妻夫木くんが出演しているのですが
彼って私の中でどうもいつまでも青臭いお兄ちゃんのイメージが
強いというか、ぶっちゃけ他の俳優さん達と比べて力不足で
浮くんじゃないの?と思っていたのですが、どうしてどうして
本当に見応えのある役でございました。
いつの間にか立派な俳優さんになられていたのですね~。

それとね、この出来事をお寺の和尚さんが記録するんですよね。
そうか、昔の記録係ってお寺だったのか、と改めて気づかされた
シーンでした。だから昔の家計図知りたかったら寺に聞けって
言われるんですね。


tag : 殿、利息でござる! 日本映画 中村義洋

映画 『死刑弁護人』

 

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題名「死刑弁護人」 
監督:齊藤潤一
制作国:日本

<あらすじ>

オウム事件、和歌山毒カレー事件、光市母子殺害事件等
世間を騒がせた事件の容疑者を弁護し続ける安田弁護士。

彼の私生活からなぜ死刑囚を弁護するのかまでを
綿々と綴ったドキュメンタリー。



いくつかの事件との関わり合いとか心情とか姿勢とか
そう言ったものを撮り続けたドキュメンタリー映画なので
あらすじらしいものも取り立ててないのですが
私はこの映画を観て、改めて疑問に思うことがありました。
それは、容疑者の刑を決める際に、その容疑者の今後の
更生具合を考慮すべきなのかどうかということ。

その犯罪を起こすまでに個々それぞれの事情を抱えているので
そこを考慮するのはわかる。
ただのお金欲しさの親殺しと矢板の実父殺し事件のような
追いつめられた末の殺人を同じ土台に挙げて判断するべきではない。

でもね、「この子はまだ若いからこれからいい人になるよ」とか
そういうこと言いだしたらキリがないんじゃないの?
たしかにそうなる可能性はあるけど、でもそれはそれで置いといて
今目の前で起こったことだけで刑を確定する方がシンプルだし
加害者・被害者含めて納得度が高いんじゃない?と思ったんですよね。

まあ法を犯して「自分の未来を考えてくれ」って言うのも
大概だよね、って感想も持っちゃったし。

もちろん世の中には冤罪というものがあるんだし
こういう活動をする人も必要なんだろうけど、この映画の中の
安田弁護士が刑を軽くしたい理由っていうのが上記のように
思えて、もしそうなら私は賛同出来ないな、と思いました。

判決って言えば、「エミリー・ローズ」って映画の中で
悪魔祓いをした神父さんに下されたやつが
信仰と法のどっちも尊重していてすごい落としどころだなと
感心したな。
やっぱりグレーにしておきたいことってあるものね。



tag : 日本映画 死刑弁護人 安田好弘 齊藤潤一

映画 『東京難民』

 

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題名「東京難民」 
監督:佐々部清
制作国:日本

<あらすじ>

時枝修はどこにでもいるお気楽三流大学生。
ある日、いつも通り大学に行くと入室するためのIDカードが
NGになり、学生課に赴くとそこで初めて学費が未払いで
除籍となっていることを知らされる。

同じくしてアパートの家賃も未払いであったことがわかり
仕送り元だった父親を訊ねに故郷に戻ると
実家はもぬけの殻。

父親の連絡先もわからず自分はほぼ無一文、
さらに住む場所をなくした修。ネットカフェを転々としながらの
その日暮らしが始まるのだが・・・・



修を見ていると「さすがにこれはバカすぎないか?」と
思うこともあったりするのですが、でも特段頭が良いわけでもなく
世間を知っているわけでもない若い子の視野って
こんなもんなんだろうなーとも思ったりもします。
誰でも若い頃はそうなんだけど無知って怖いよね。

半年間でこれだけの経験をしたら本当にすごいし
今後の人生で多少何か起こっても動じないだろうと思うんですが
いわゆる底辺層とかお水とか普通じゃない世界でも
それなりにモラルを保って生きていけるのは、それまでの
育てられ方なんだろうなあ、と思いました。

よく苦労は人を成長させると言いますし、それには賛同しますが
苦労を乗り越えられるかどうかのポイントって、それまで人に大事に
されたとか家族に愛されたとか何かしらの肯定感を持っているか
どうかなんじゃないかと最近思うのですよね。

ちょっと個人的に気になったのは、日雇い労働者とかホームレスとか
そこら辺がやけにきれいに描かれすぎていることかな。
たしかに「普通の人」がそこまで転がり落ちることもあるでしょう。
そういう人はそういう境遇になっても、それまでに身に着けたモラルが
そのまま残っていたりします。
でも、いわゆる「人としての品がない人」というのも確実にいます。
なるべくしてこれになったんだろうなあ、と思わざるを得ない人も。
そういうの全然なくて、ちょっとした不幸でつまずいちゃった人
ばっかり出てくるのってどうなの?とは思いました。


ところで、修のようにいきなり金も家もない状態になったら
どうすればいいのか気になりますよね。
ということで調べてみたら、こんなまとめサイトを見つけました。


 19歳でホームレス生活?知っておきたいセーフティネット、支援団体


まず家を追い出される前に相談するべきだけど
ホームレスになっても大丈夫。
その場合は「今住んでいる場所から一番近い福祉事務所」に
相談に行きましょう、とのことです。

よくテレビでネカフェ難民の実態までは取り上げるけど
その受け皿ってそんなに一緒に報道されないよね?
私もこういう場合は市役所の福祉課あたりなのかなあと思ってました。

ということで、この映画にひとつ賢くしてもらいました。
どうもありがとう。


tag : 東京難民 中村蒼 佐々部清 日本映画

映画 『青天の霹靂』


 

 ※画像をクリックするとウィキへ飛びます。


題名「青天の霹靂」 
監督:劇団ひとり
制作国:日本

<あらすじ>

母親は自分を産んだ後に父親の浮気が原因で家を出ていき
残った父親はラブホ勤め、自分は売れないマジシャンの晴夫。
39歳になった今、自分には何もないことに嫌気がさしながらも
惰性で生きている毎日。

そんなある日、警察から長い間音信普通だった父が死んだとの
知らせが入る。遺骨を引取り、ホームレスだった父親の寝場所に
出向いた晴夫は、そこで雷に打たれてしまう。

目覚めた晴夫が見たもの、それは自分が生まれる1年前の世界と
若き父と母の姿だった・・・・




劇団ひとり氏原作の「青天の霹靂」が映画化された一本です。
私原作の方を読んでいないのですが、ウィキを見ると
少しずつ設定が変わっているようですね。

いやー、それにしても劇団ひとりヤバい(笑)
この人多才過ぎやしませんかってくらい感動してしまいました。
あと晴夫役の大泉洋の羊のようなヤギのような
無表情な目にやられます。
これ以上はこの映画については言いたくないなあ。
あんまり最初に情報詰めずにニュートラルに見た方が
楽しめると思います。

なので公式TwitterもYoutubeの予告画像へのリンクも
ここにはあえて貼りません。
どちらも簡単には見つかるので興味ある方だけググってみて下さい。


tag : 日本映画 青天の霹靂 劇団ひとり 大泉洋