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*ロータス*

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アフリカ人+日本人の熟年夫婦です

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サスペンスもの2本。

ここ最近みて面白いと思ったサスペンス系映画2本。
あんまりだらだら書くとネタバレ感強くなるんで
さっくり紹介します。


まず一本目。
「女神の見えざる手」、原題は「Miss Sloan」。



   ※画像頂いてきた公式サイトへリンク貼ってあります。

スローン女史は泣く子も黙る敏腕ロビイスト。
その彼女が次のターゲットに選んだのが銃規制という超巨大な相手。
敵は彼女を陥れようと画策するが・・・・


情よりも理性で動き、タブーを物ともせず、たまに異性を買って憂さ晴らし。
という男ならたまに見かけるキャラを女が演じています。
途中まではよくあるアメリカ映画だなあって感じだけど・・・・
それ以上は言わないようにする。


二本目。
「ダブルバウンド」、原題「FOOLPROOF」。
2003年のカナダ映画です。



   ※画像頂いてきた Filmarks へリンク貼ってあります。

サマンサ、ケビン、ロブの3人の趣味は「仮想盗難」。
実際に綿密な計画書を作成し、部屋に装置を用意して
計画書通りに事を進めることを楽しみとしている。

その計画書が盗まれ、さらに盗難先ターゲットとしていた
宝石店に実際に泥棒が入った。
それも盗まれた計画書のやり方で。
あせる3人の前に盗まれた計画書とともにレオが現れ
彼の盗難計画にかかわるよう脅しにかかるのだが・・・


いわゆる盗難犯罪計画オタクの3人組が仮想空間の中で
遊んでいただけなのに、それに目をつけられて
実際の犯罪に引き込まれる、というストーリー。
これも途中までは結構あるあるだけど、まあ最後まで見て
って感じ(笑)

展開にテンポがあるのでどちらも中だるみせず見やすいと思います。
おすすめです。


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映画 『最高の花婿』




 ※クリックすると公式サイトへ飛びます。


原題「Qu'est-ce qu'on a fait au Bon Dieu ?」
邦題「最高の花婿」
監督: フィリップ・ドゥ・ショーヴロン
制作国: フランス

<あらすじ>
フランスのロワール地方に暮らすヴェルヌイユ夫妻は
成人した4人の娘をもつカトリック教徒。
長女はイスラエル系、次女はアルジェリア系、三女は中国系と
それぞれ移民の男と結婚した。
宗教や文化の違う婿たちとは、お互いへの無理解もあって
なんとなく不協和音が漂い気を遣う。

俺たちは差別主義者なんかじゃないよ、でもできたら
普通のフランス人、ついでにカトリック教徒の婿が欲しいよね・・・

4女の結婚相手に望みをかける二人だったが
そんな折、4女が結婚したいと告げてきた。

「カトリック教徒?」
「そうよ」

キターーーー(゜∀゜)ーーーー!!!

・・・と思ったのも束の間、彼女が連れてきた相手は
コートジボアール人だった・・・・



ヴェルヌイユ夫妻は結構裕福なんです。
だから長女は歯科医師、次女は弁護士、三女は画家、
四女もテレビ局の法務部勤めとエリートぞろい。

で、ちょっと田舎の保守的な感覚を持っているので
それなりのステイタスの婿が欲しかったんじゃないかなと
思うんですよね。長女の夫はビジネスセンスゼロのユダヤ人、
次女の夫は国選弁護人(好きでやってるわけじゃない)、
三女の夫はビジネスセンス抜群のお金持ちだけど
まあ中国人だし・・・・みたいな。

最初の頃こそ宗教その他で婿たちもお互いいがみ合っていた
部分もありますが、3人とも移民で2世ですから
フランス人でもあるわけで、国歌とかも普通に歌えちゃうわけです。

しかし、しかし・・・・ 「普通のフランス人」がひとりくらいいたって
いいじゃないか・・・・・・!

って思う夫妻の気持ちはわかりますよね(笑)

この映画って、見ているとほんわかあったかい気持ちに
なってくるんですけど、それは多分お互いが少しずつ妥協していく
からなんですよね。
自分の主義主張よりも家族の和を重んじるようになるわけ。
そういう部分が日本人にもすごく受けるんじゃないかと思います。

冒頭の公式サイトからのリンクもありますが
この予告編動画、とてもよく出来ている内容なので
こちらにも貼っておきますね。





これに似た映画で、「ゲス・フー」というアメリカ映画があります。
元はシドニー・ポワチエの「招かれざる客」ですが、本家のシリアスな
感じに比べ、こちらは黒人の娘が白人の婿候補を連れてきたから大変、
お父さん大反対!というコメディです。

こういう異教徒、異文化、異国の人と結婚するストーリーの
コメディ映画って、たいていお父さんが反対するよね。
その方がコメディ色強くなっていいのか、共感度が高いのか
どちらなのかな。


tag : Qu'est-ce_qu'on_a_fait_au_Bon_Dieu? 最高の花婿 フランス映画 フィリップ・ドゥ・ショーヴロン

映画 『スモーク』



 ※クリックすると allcinema の紹介サイトへ飛びます。


原題「SMOKE」
邦題「スモーク」
監督:ウェイン・ワン
制作国:アメリカ/日本

<あらすじ>
ブルックリンの片隅にある小さな煙草屋。
雇われ店主のオーギーを筆頭に、いつもの常連客が集まり
雑談を繰り広げている。

そこに同じく常連客のポールが煙草を求めてやってくる。
オーギーと言葉を交わした後、店を出たポールは
黒人少年ラシードと出会う。
困っていそうなラシードを見かねて、ポールは自宅へ彼を
誘うのだが・・・・



当時いろんな映画で観た売れっ子役者の一団が
そのまま閉じ込められているような、そんな懐かしい感じがする
一本です。

オーギーの煙草屋を中心に、それぞれの人物の物語が
オムニバスのように繰り広げられていくのですが
テーマもバラバラだし話そのものも全然繋がっていないのです。
例えば、私といつもいくスーパーの店員さんがまったく別の人生を
送っているのが当たり前のように、それぞれの人生のワンシーンが
切り取られて描かれています。
そしてどの物語も、とてもいい短編小説を読んだ後のような
気分にさせられます。

その物語の中のひとつに、オーギーが365日同じ時間、同じ場所で
写真を撮るという内容があります。
同じようにみえる風景にも、歩いている人が違っていたり
天気が違っていたり。
それを見ていたポールは、銀行強盗に襲われて亡くした妻の
出勤風景を見つけたり。

私もガーナにいったらこれやってみたいんだよね。
で、インスタに毎日一枚ずつあげて無駄にサーバーを
圧迫させるのが目下の夢(笑)


tag : SMOKE スモーク ウェイン・ワン アメリカ映画 ハーヴェイ・カイテル ウィリアム・ハート

映画 『幸せなひとりぼっち』




 ※クリックすると公式サイトへ飛びます。


原題「En man som heter Ove」
邦題「幸せなひとりぼっち」
監督:ハンネス・ホルム
制作国:スウェーデン

<あらすじ>
最愛の妻を亡くしてしまったオーヴェ。
正義感が強く町内会長まで勤めた彼だったが
妻亡き後は、ただの口うるさい偏屈じーさんに
なってしまった。

43年勤め上げた会社も解雇され、妻のいない世界に
耐え切れず、オーヴェは自殺を決心する。
首を吊ろうとしたその時、向かいに引っ越してきたパルヴァネ一家の
騒々しさになんとなく邪魔されてしまい・・・



いるよねー、こういう偏屈じーさん。ごみの捨て方がどうとか
自転車の停め方がどうとか口うるさくて、ご近所で腫れ物扱いに
なっている人。
それがオーヴェです。

一方、パルヴァネは戦火の地から逃れてきた移民で
旦那さんがスウェーデン人。子供が二人でおなかにも赤ちゃんがいます。
中東の騒々しさをそのまま絵に描いたような賑やかな女性で
オーヴェの生活にも何かと顔を突っ込みたがります。

そんな騒々しさに巻き込まれたくないオーヴェと
構うことなく絡んでいくパルヴァネ。
妻ソーニャを亡くしてから拒んでいた人と接することの楽しさと
温かさが少しずつオーヴェにも染み込んでいきます。

最初から奥さんは亡くなっているんで、なんで妻妻言ってるのかなと
思うんですけど、奥さんとの出会いや恋人時代、結婚後の生活などの
シーンが現実軸とのサンドイッチになるように挟み込まれていて
その中のソーニャはそれはもう魅力的な人なんですよね。
で、ああそりゃ妻が恋しいって言うわ、と納得するわけです(笑)

オーヴェはもともともちょっと癖がある不器用な感じの人なんですが
奥さんがいた頃はそれがすべていい状態で現れていて
本当にいい夫婦だったんだなと傍からみても思います。

最後も温かくてスウェーデンで大ヒットしたというのが
とてもよくわかる一本です。


tag : En_man_som_heter_Ove 幸せなひとりぼっち スウェーデン映画 ハンネス・ホルム

映画 『奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトゥエ』




 ※クリックするとディズニーの紹介サイトへ飛びます。


原題「Queen of Katwe」
邦題「奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトゥエ」
監督:ミーラー・ナイール
制作国:南アフリカ=アメリカ

<あらすじ>
ウガンダ、カトゥエのスラム街に暮らす14歳のフィオナ。
父は亡くなり、母と3人の兄弟達とトウモロコシを売りながら
細々と生計を立てており、学校に通ったこともない。

ある日、トウモロコシ売りの仕事もそこそこに毎日姿を消す
弟の後をつけてみると、ある倉庫に行き着く。
そこでは「コーチ」と呼ばれる男性が、子供達を集めて
チェスを教えていた。

恐る恐る加わったフィオナだったが、持って生まれた才能から
めきめきと頭角を現していき・・・・



ディズニーならではの誰と見ても安心な(笑)実話ベースの
さわやかな良質映画です。
こういうのを見ると、育ちが違えば開花された才能は
世界中にあるのだろうなと思わされますよね。

フィオナのお母さんは彼女がチェスの世界にのめり込んで
いくことに反対します。
お母さんにしてみれば、子供が自分の知らない世界に行く
ことへの不安もさることながら、実はチェスは子供集めの
入り口に過ぎず、ギャング、麻薬、売春などの悪の道へ
繋がるかもという心配もあるわけです。
なんといっても場所はスラムなのですから。
それでもなお背中を押す強さを持つお母さんだったからこそ
フィオナの成功もあったんじゃないかと思います。

あと、フィオナがちょっと壁にぶつかると「もうむり」って
すぐ諦めちゃうんですよね。
まあ見通しが立たない生活の中で、すぐに諦める癖は
ある意味自己防衛みたいなもんなんでしょうけど
山を克服していく訓練って小さい頃から積み重ねていく
必要があるんだなーと勉強になりました。

この映画で役を演じているのは、もちろんみんな役者なのですが
エンディングに本物たち(?)が演じた役者と一緒に登場します。
弟達がめっちゃイケメンに育ってた(笑)

映画の中でルピタ・ニョンゴ演じるお母さんがお金に困窮すると
「私があんたの容姿ならさっさと新しい男を見つけるわ」
みたいなことを言われるんですけど、本物のお母さんも
ルピタとはまた違った美人で、そりゃ男も言い寄るわ、と
納得しました(笑)
がんばって一人身通したお母さんはやっぱり強い女性だよ。




tag : 奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトゥエ ウガンダ Queen_of_Katwe ミーラー・ナイール